冬の入口で整える巡りとあたたかさの健康習慣

12月に入り、街の空気がぐっと冷たく感じられるようになりました。
季節の変わり目を体が実感し始めるタイミング。気温が下がり、日照時間も短くなることで、体調や気持ちに微妙な変化が表れやすい日でもあります。

そんな「冬の入口」にぴったりの健康テーマをお届けします。

1. 冬の不調のカギは“血流”

寒さで体が強張ると、血管が収縮して血流が滞りやすくなります。
冷え性、肩こり、頭痛、むくみ…冬に増える悩みの多くは血流と関係しています。

今日からできる“巡り”アップ習慣

朝起きたら白湯を一杯
 内側から体を温めて、1日のスタートを優しく整えてくれます。
肩甲骨のミニ体操
 回すだけで全身の血流が改善しやすく、テレワークの人にもおすすめ。
階段を使う日を意識してつくる
 外が寒いと動きたくなくなるので、意識的に“歩く理由”を作るのがコツ。

2. 12月は“光不足”による気分の揺らぎにも注意

12月の初めは年間で最も日照時間が短い時期のひとつ。
自律神経が乱れやすく、眠気やだるさ、軽い気分の落ち込みが起きやすい日でもあります。

今日から意識したい“光の取り方”

午前中に外の光を浴びる(5~10分でOK)
 体内時計がリセットされ、睡眠リズムも整いやすくなります。
部屋の照明を少し明るめに
 特にデスク周りは影が少ない方が集中力も安定。

3. 冬の入口は“温活食材”が味方

冷えが本格化する前に、食事で体を温める準備を。

今日の食卓に取り入れたいもの

根菜(人参・大根・ごぼう)
 消化を助けながら体を内側から温めてくれる定番食材。
ショウガやねぎ類
 冬の料理にひとつ加えるだけで巡りがアップ。
発酵食品
 冬に乱れがちな腸内環境を整え、免疫力サポートにも。

4. 夜は“深く休む”ための準備を

年末に向けて気忙しさが増え始めるタイミング。
疲れを溜めないためには「質の良い休息」が欠かせません。

おすすめの休息法

ぬるめの入浴(38~40℃で15分)
 寒い日の入浴は睡眠の質をぐっと上げてくれます。
寝る前の3分ストレッチ
 太もも前・ふくらはぎ・腰周りを軽く伸ばすだけでも深い眠りに。

今日のように少し寒さが深まる日は、体の巡りをよくする・光を浴びる・温活をする・しっかり休む
の4つを意識すると、年末まで健やかに過ごせます。

今日できることから始めてみてくださいね

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