重力の影響による身体の歪み

私たちが立ったり、座ったり、動いたりする日常の生活で、常に影響を受けているのは、重力です。
この力は地球上の物質のほとんどに影響してきます。

この重力に対して私たち人間の身体にはバランスを保つために、いろいろな工夫がなされているのです。

その工夫の一つが、私たちの身体を真横から見たときに背骨は緩やかなS字湾曲を描いていることです。
これは、背骨が頭部と上半身の重さを逃がすバネの役割を担うためであり、地面からの床反発によるストレスを吸収できるように作られているからです。

足裏のアーチもその役割を果たしています。

しかし、そのバネの役割を担う、背骨の湾曲や足裏のアーチなどに歪みが生じてしまうと、たちまちバランスが崩れ、それぞれの関節にかかる自重や地面からの突き上げによるストレスを無害化出来なくなってしまいます。

特に、歪みが生じてしまった足裏には「積木の原理」が働き、上半身に対してもゆがみを誘発します。

積木の原理とは、積木の一段目が狂うと、その上は一段目のずれと反対側の方向にずらすことで崩れないようにバランスを取ろうとする原理です。

人間の身体も同様に 足裏のゆがみ=積木の1段目のずれ だとすると、この1段目のずれを必ず上半身が補おうという力学が働くのです。

つまり、二足歩行の人間は習性として、足裏の不安定性を補おうと体の上部の股関節や骨盤、背骨、首までゆがんでいってしまうということなのです。

ゆがみが気になる方は、是非当院にいらっしゃってください。担当の整体師さんがご相談に乗ります!

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