寒くなると、無意識のうちに体を動かす量が減っていきます。
外に出るのがおっくうになったり、家でも同じ姿勢で過ごす時間が増えたり…。実はこの「動かなさ」が、冬の不調を長引かせる大きな原因になることがあります。
寒い時期は筋肉や関節が冷えやすく、血流も滞りがちです。
そんな状態で動かずにいると、筋肉はどんどん硬くなり、関節の可動域も狭くなってしまいます。その結果、肩こりや腰痛、首の重だるさが出やすくなり、「朝から体が重い」「動き始めがつらい」と感じる方が増えていきます。
また、動かない生活は姿勢にも影響します。
寒さで体を丸める姿勢が続くと、猫背や巻き肩が定着しやすくなり、呼吸も浅くなります。呼吸が浅くなると自律神経が乱れやすく、疲れが取れにくい・眠りが浅いといった不調につながることも少なくありません。
さらに見落とされがちなのが、腸への影響です。
体を動かさないことで腸の動きも鈍くなり、便秘やお腹の張りを感じやすくなります。冬に「食事量は変わっていないのに体が重い」と感じる方は、運動不足と腸内環境の低下が重なっているケースも多いです。
大切なのは、たくさん動くことではありません。
寒い時期ほど「少しでも動かす」「固めない」意識が重要です。軽いストレッチやこまめな姿勢のリセットだけでも、血流や体の軽さは変わってきます。
寒いからこそ動かない、ではなく、
寒いからこそ“整えながら動かす”。
この意識が、冬の不調を防ぎ、春を楽に迎えるための大きなポイントになります。
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