エフィカシーとは?

皆さんこんにちは!段々と寒くなってきましたよね。寒いと気持ちも落ち込んでしまい日々の取り組みも億劫になってしまいます。そんな時はエフィカシーを高めるのが重要なんです!

エフィカシーとは、心理学者のアルバート・バンデューラが提唱した概念で、主に「自己効力感」と訳されます。
「自分は能力がある」という漠然とした自信ではなく、「この課題を解決するための行動を、自分は実行できる」という、特定の行動に対する確信です。

エフィカシーは、主に以下の4つの要因を通じて高められるとされています。

1. 達成体験
最も強力な要因。実際に目標を達成したり、困難な課題を乗り越えたりした成功体験を積むことで、「自分にはできる」という確信が強く根付きます。

実践方法:
スモールステップの設定: 達成可能な小さな目標を意図的に設定し、成功体験を積み重ねる。
適切な難易度の設定: 努力すれば届く、少しだけ背伸びした目標に挑戦する。

2. 代理体験
自分と似たような能力や状況にある人が成功するのを目撃することで、「あの人ができたのだから、自分にもできるはずだ」と感じ、エフィカシーが向上します。

実践方法:
ロールモデルを見つける: 目標とする先輩や同僚の成功までのプロセスを観察し、学ぶ。
成功事例の共有: チーム内で互いの成功体験を積極的に共有する。

3. 言語的説得
信頼できる人や影響力のある人から、「あなたならできる」「期待している」といった前向きな励ましや助言を受けることで、自信を持つことができます。

実践方法:
前向きなフィードバック: 目標達成時だけでなく、行動や努力の過程も具体的に褒める。
アファメーション: 「自分はできる」といった前向きな言葉を自身に繰り返し語りかける。

4. 生理的・情動的状態
課題に直面した際の不安やストレスなどの感情をコントロールすることも、エフィカシーに影響します。心身の状態が良いと、「能力を最大限発揮できる」という自信につながります。

実践方法:
体調管理: 十分な睡眠やバランスの取れた食事で、身体を整える。
リラックス: 運動や深呼吸、趣味などのストレス対処法を持つ。
これらの方法を意識して取り入れることで、自身、あるいは組織全体のエフィカシーが向上します。

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