何年も肩こりが続いている」
「マッサージを受けても、すぐ元に戻ってしまう」
「原因がはっきりせず、ずっと不調を抱えている」
こうした慢性的な不調に悩んでいる方は少なくありません。実は、改善しにくいのにははっきりとした理由があります。
多くの方がやってしまいがちなのが、症状が出ている部分だけをケアしていることです。
肩がつらければ肩、腰が痛ければ腰だけを揉む。この方法では一時的に楽になっても、時間が経つと元に戻りやすくなります。なぜなら、不調の原因は別の場所にあることが多いからです。
慢性的な不調の背景には、姿勢の崩れや体の使い方のクセが隠れています。
長時間のデスクワークやスマホ操作、片側に体重をかける立ち方など、日常の小さな習慣が積み重なり、体のバランスが少しずつ崩れていきます。この状態が続くと、筋肉や関節に常に負担がかかり、回復する余地がなくなってしまいます。
さらに、慢性化している体は回復力そのものが落ちているケースも多く見られます。
血流が悪くなり、呼吸が浅くなり、自律神経も乱れやすい状態では、いくら休んでも疲れが抜けにくくなります。「ちゃんと寝ているのに回復しない」と感じるのは、この影響かもしれません。
もう一つの理由が、「我慢が当たり前」になっていることです。
違和感を感じながら生活を続けると、体はその状態を基準だと勘違いします。その結果、不調が固定化し、改善に時間がかかる状態になってしまいます。
慢性的な不調を改善するためには、症状だけを見るのではなく、姿勢・体の使い方・呼吸・生活習慣まで含めて整えていくことが大切です。
体全体のバランスを見直すことで、長く続いていた不調にも変化が出やすくなります。
「仕方ない」と諦めていた不調こそ、体からの大切なサインかもしれません。
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